【介護福祉士国家試験】人間の尊厳と自立🌸(令和2年度出題・問題1・過去問解説21)
過去問解説21
人権や福祉に影響を与えた人物については、誰がどのような業績や著作を残したのか、また、それがどのような影響を与えたのかを確認しましょう。
人物と業績や代表的な著作、与えた影響を表形式でまとめると情報が整理され、学習しやすいですよ😊暗記することが多く大変な分野ですが、工夫しながら楽しんで学習できると効率も上がりそうです♩ファイト〜!
〇 1. リッチモンド(Richmond, M.)は、『ソーシャル・ケース・ワークとは何か』をまとめ、現在の社会福祉、介護福祉に影響を及ぼした。
「ケースワークの母」として知られるリッチモンドは、1922年に『ソーシャルワークとは何か?』を出版しました。ケースワークの基本となる考え方を記しており、今もなお社会福祉、介護福祉に影響を及ぼしています。
✕ 2 . フロイト(Freud, S.)がまとめた『種の起源』の考え方は、後の「優生思想」につながった。
『種の起源』はダーウィンがまとめた考え方です。
✕ 3 . マルサス(Malthus, T.)は、人間の無意識の研究を行って、『精神分析学入門』をまとめた。
『精神分析学入門』は、精神科医であるフロイトがまとめた考え方です。
✕ 4 . ヘレン・ケラー(Keller, H.)は、『看護覚え書』の中で「療養上の世話」を看護の役割として示した。
『看護覚え書』は、ナイチンゲールが看護について考えるために記した書物です。
✕ 5 . ダーウィン(Darwin, C.)は、『人口論』の中で貧困原因を個人の人格の問題とした。
『人口論』は、イギリスの経済学者であるマルサスが記しました。
監修:日本介護福祉士会 広報委員会
https://note.jaccw.or.jp/m/m7334f146a0be