【介護福祉士国家試験】認知症の理解(令和2年度出題・問80・過去問解説13)
過去問解説13
試験までもう少しとなりました。本格的に寒くなり、体調も崩しやすい時期です。身体の温まる食べ物でしっかり栄養をつけて、時々、頑張っている自分にご褒美をあげながら、試験勉強、頑張ってください☕️
✕ 1 . 75歳未満に発症する認知症(dementia)である。
65歳未満の方が認知症を発症した場合、若年性認知症と呼ばれます。
✕ 2 . 高齢者の認知症(dementia)よりも進行は緩やかである。
高齢者と比べ、認知症症状の進行が早い点が若年性認知症の特徴です。
✕ 3 . 早期発見・早期対応しやすい。
仕事のミスや家事がおっくうになっても、一時的な疲労、更年期障害、うつ状態と混同されやすく、早期発見に繋がりにくいとされます。
✕ 4 . 原因で最も多いのはレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)である。
若年性認知症の原因は、脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症が多い傾向です。
〇 5 . 不安や抑うつを伴うことが多い。
現役世代で発症することが多く、就業の継続や将来の経済的不安などから不安や抑うつを伴うことが多いとされます。
監修:日本介護福祉士会 広報委員会