【介護福祉士国家試験】生活支援技術🌸(令和4年度出題・問題91・過去問解説36)
過去問解説36
清拭は、身体を清潔に保ち血行を促進させる効果があり、皮膚状態の観察の機会や、リラックスと心身の快適さを保つ役割もあります。また、正しい方向に向かって拭くことには、血行促進、皮膚の保護、感染予防、快適さの向上といった多くの目的があります。効果的な清拭が実施できるように、正しい方法を覚えましょう♪
〇 1 . A
目の周囲の清拭を行う際の基本的な方法として、目の内側(鼻側)から外側(耳側)に向かって拭くのが適切です。これにより、目の内側にある汚れや異物を目の外側に押し出すことができます。
✕ 2 . B
目の外側から内側に向かって拭く方法ですが、これは汚れを目の中に押し込む可能性があるため適切ではありません。
✕ 3 . C
目の下から上に向かって拭く方法ですが、この方向も基本的な清拭方法としては適切ではありません。
× 4 . D
目の上下に沿って拭く方法ですが、特に上から下に拭くのは、目に異物が入りやすくなるため適切ではありません。
× 5 . E
目の中心から上下に向かって拭く方法ですが、これも汚れが目に入る可能性があり適切ではありません。
監修:日本介護福祉士会 広報委員会