【介護福祉士国家試験】人間の尊厳と自立🌸(令和4年度出題・問題1・過去問解説39)
過去問解説39
利用者が自分の力を活かし、自分らしく生活できるように手助けすることが、生活の質(QOL)を高めるポイントです。それにより、ご利用者の「自律」を促し、自己決定する機会が守られます。では、ご利用者の意向をどのように大切にし、どのように相談を進めることが、より良い介護実践につながるでしょうか?この問題をきっかけに、介護の基本を振り返ってみましょう♪
✕ 1 . 日常生活動作の向上を必須とする。
日常生活動作の向上は、生活の質の向上に繋がるとは言えるが必須ではない。
✕ 2 . 利用者の主観的評価では、介護福祉職の意向を重視する。
介護福祉職でなく利用者本人の意向を尊重する。
✕ 3 . 介護実践は、家族のニーズに応じて行う。
第一に、利用者本人のニーズを尊重する。
〇 4 . 福祉用具の活用は、利用者と相談しながら進める。
利用者の意見を第一に尊重する。
✕ 5 . 価値の基準は、全ての利用者に同じものを用いる。
価値観は個人によって変化する。
監修:日本介護福祉士会 広報委員会