【介護福祉士国家試験】発達と老化の理解🌸(令和3年度出題・問題74・過去問解説41)
過去問解説41
試験まで、3ヶ月を切りました。受験勉強は順調に進んでいますか?仕事をしながら学習されている方、学校に通われている方、いろんな状況でのチャレンジかと思いますが、今している努力は必ず報われます!少しずつ冷え込んできましたが、寒暖差もあり体調を崩しやすい気候です。栄養と睡眠をたくさんとって、身体も大切にしながら頑張ってください!応援しています💪
〇 1 . 大きな声で話しかけられても、かえって聞こえにくいことがある。
老人性難聴には、大きな音を不快に感じる特徴がある。(リクルートメント現象)ゆっくり、はっきりと落ち着いた声のトーンで話しかけるようにすると聞き取りやすいです。
✕ 2 . 会話をしながら運転するほうが、安全に運転できるようになる。
老化に伴って脳の同時処理能力は徐々に低下します。会話に意識が向いてしまうため、運転時は運転に集中することが必要です。
✕ 3 . 白と黄色よりも、白と赤の区別がつきにくくなる。
白と赤のような明暗さが顕著な色は、同系色よりも見分けがつきやすいです。
✕ 4 . 低い声よりも、高い声のほうが聞き取りやすくなる。
加齢により耳が聞こえにくくなると、高い音(周波数の高い音)から聞き取りにくくなります。
✕ 5 . 薄暗い部屋のほうが、細かい作業をしやすくなる。
加齢に伴って、明順応・暗順応《あんじゅんのう》が低下することで暗い所ではより見えにくくなります。
監修:日本介護福祉士会 広報委員会