【介護福祉士国家試験】介護過程🌸(令和4年度出題・問題108・過去問解説24)
過去問解説24
介護過程の問題です。介護保険サービスは、介護支援専門員(ケアマネジャー)が立てた居宅サービス計画(ケアプラン)に基づき提供されます。介護保険制度の基本の部分ですので、しっかり押さえましょう♩
✕ 1.訪問介護計画を根拠に、居宅サービス計画を作成する。
訪問介護計画は居宅サービス計画(ケアプラン)の内容に沿って作成します。
✕ 2 . 居宅サービス計画の目標が変更されても、訪問介護計画は見直しをせず継続する。
訪問介護計画は居宅サービス計画に沿って作成しますので、居宅サービス計画の目標が変更された場合は訪問介護計画も見直しを行います。
✕ 3 . 居宅サービス計画と同じ内容を、訪問介護計画に転記する。
ケアプランは、要介護者が適切な介護サービスを利用できるように、利用者の心身の状態や家族の状況を踏まえて、サービスの種類や内容を決定する書類です。
訪問介護計画は、サービス内容と提供の手順、提供方法を記載します。それぞれ内容が異なりますので、転記は不適切です。
〇 4 . 居宅サービス計画の方針に沿って、訪問介護計画を作成する。
居宅サービス計画(ケアプラン)に沿って、訪問介護計画を作成します。
✕ 5 . 訪問介護計画の終了後に、居宅サービス計画を作成する。
訪問介護計画は、居宅サービス計画の内容に沿って作成するもので、訪問介護計画の終了時に作成するものではありません。
監修:日本介護福祉士会 広報委員会