【介護福祉士国家試験】介護過程🌸(令和4年度出題・問題112・過去問解説26)
過去問解説26
適切な情報提供や支援を通してご利用者本人が自己決定ができる環境を整えることは、自立支援を行う上でとても大切なことですね。その方らしい生活を送るために必要な支援は何かという視点をもっておくと、解答も正解に結びつくと思います♫頑張ってください!
✕ 1 . 筋緊張から回復する訓練を行うように伝える。
スポーツクラブで筋緊張から回復する訓練を行うことは困難と考えられたため、選択肢は不適切です。
✕ 2 . 母親が決めたスポーツクラブを選ぶように勧める。
Mさんは軽度の知的障害があるが、自分の意思を介護者と母親に伝えることができるとの記述があります。本人の意思決定を尊重するため、選択肢は不適切です。
✕ 3 . スポーツクラブにすぐに入会するように勧める。
Mさんは、「入会前に体験したい」と介護福祉職に伝えているため、選択肢は不適切です。
〇 4 . 意思決定に必要な情報を提供する。
体験が可能か、脳性麻痺があるMさんの受入れが可能かなど、情報収集が必要であるため選択肢は適切です。
✕ 5 . 相談支援専門員の許可を得るように勧める。
Mさんが相談支援専門員に許可を得る必要はないため、選択肢は不適切です。
監修:日本介護福祉士会 広報委員会
https://note.jaccw.or.jp/m/m7334f146a0be