【介護福祉士国家試験】こころとからだのしくみ🌸(令和2年度出題・問題108・過去問解説50)
過去問解説50
死斑は、死後に血液が循環を停止し、重力に従って体が下部に沈むことで現れます。この現象は時間経過とともに段階的に変化します。死斑が移動可能な時期と固定化される時期を区別することが重要です。試験まで残りわずかとなりました。体調に気をつけてラストスパート頑張ってください✊
✕ 1 . 死後5分以内
死斑がこの時間で現れることはありません。
〇 2 . 死後20~30分
死斑は一般的に、死後20~30分後に出現し始めます。この時点ではまだ移動が可能で、指で押すと一時的に消えることがあります。
✕ 3 . 死後3時間
この頃には、死斑がよりはっきりと観察できるようになり、移動も難しくなります。
✕ 4 . 死後8~12時間
この時間では、死斑が完全に固定化され、指で押しても消えなくなります。
✕ 5. 死後48時間
死斑はこの段階では完全に固定されており、新たな変化は見られません。
監修:日本介護福祉士会 広報委員会