【介護福祉士国家試験】こころとからだのしくみ🌸(令和4年度出題・問題20・過去問解説47)
過去問解説47
大脳の各部位には、それぞれ特定の機能が割り当てられています。後頭葉はどの感覚情報を処理する役割を持つのかを考えると答えに近づけます。他の選択肢についても、それぞれの機能がどの部位にあるかを整理してみましょう。「視覚」「聴覚」「運動」などの役割と関係する部位を結びつけることがポイントです。
〇 1 . 視覚野
後頭葉は、大脳の後ろ側に位置し、主に視覚情報の処理に関与する領域です。視覚野は後頭葉に存在し、目からの情報を受け取り、物の形や色、動きなどを分析します。
✕ 2 . 聴覚野
側頭葉に存在し、音に関する情報を処理します。
✕ 3 . 運動野
前頭葉に位置し、体の運動を制御する役割を持ちます。
✕ 4 . 体性感覚野
頭頂葉にあり、体の触覚や圧力などの感覚を処理します。
✕ 5 . 感覚性言語野(ウェルニッケ野)
側頭葉の上部に位置し、言語の理解に関与します。
監修:日本介護福祉士会 広報委員会