日本介護福祉士会note編集部
介護福祉士を目指す皆さんへの応援企画として、週に1回、介護福祉士国家試験の過去問の解説をしています。 ・問題は毎週木曜日Twitterで配信(@jaccw1994) ・解説は翌週月曜日にnoteで配信 日本介護福祉士会広報委員会によるオリジナルの解説付きです。皆さん、一緒に勉強しましょう☺
11月11日介護の日に関する記事のまとめです
過去問解説42 抗精神病薬を使用すると、身体的な影響が現れることがあります。特に、筋肉がこわばったり、感覚が鈍ることで誤嚥のリスクが高まる点に注意が必要です。他の選択肢では、活動性の変化や筋肉の緊張の緩和が挙げられていますが、それらが薬の副作用として一般的かどうか考えてみましょう。 ✕ 1 . 歩幅が広くなる。 行動・心理症状に対する向精神病薬を用いた際の副作用として、歩幅が狭くなり転倒リスクが高くなることが挙げられます。 〇 2 . 誤嚥のリスクが高くなる。 感覚障害
過去問解説41 試験まで、3ヶ月を切りました。受験勉強は順調に進んでいますか?仕事をしながら学習されている方、学校に通われている方、いろんな状況でのチャレンジかと思いますが、今している努力は必ず報われます!少しずつ冷え込んできましたが、寒暖差もあり体調を崩しやすい気候です。栄養と睡眠をたくさんとって、身体も大切にしながら頑張ってください!応援しています💪 〇 1 . 大きな声で話しかけられても、かえって聞こえにくいことがある。 老人性難聴には、大きな音を不快に感じる特徴が
過去問解説40 老化に伴い、聴覚や視覚などの感覚機能が変化しますが、「大きな声」や「高い声」が必ずしも聞きやすいとは限らない点に注意しましょう。また、暗い場所や色の区別も影響を受けます。何が相手にとって聞き取りやすく、見やすいかを考え、感覚機能の変化に対する正しい理解を深めましょう。 〇 1 . 正面で向き合って話しかける。 老人性難聴の方は横側や後方からでは聞こえにくい場合があるため、正面から顔を見てゆっくり話しかけるといいです。 ✕ 2 . 高音域の声を使って話しか
過去問解説39 利用者が自分の力を活かし、自分らしく生活できるように手助けすることが、生活の質(QOL)を高めるポイントです。それにより、ご利用者の「自律」を促し、自己決定する機会が守られます。では、ご利用者の意向をどのように大切にし、どのように相談を進めることが、より良い介護実践につながるでしょうか?この問題をきっかけに、介護の基本を振り返ってみましょう♪ ✕ 1 . 日常生活動作の向上を必須とする。 日常生活動作の向上は、生活の質の向上に繋がるとは言えるが必須ではない
過去問解説38 介護老人福祉施設では、様々な職種のスタッフが協力して業務をおこないます。その中で、誰がどのような役割を果たし、誰に指示を仰ぐべきか、つまり「指揮命令系統」を正しく把握することが、日常業務のスムーズな運営や、緊急時の対応において非常に重要です。施設全体の運営を把握するためには、職員の役割や責任が示されているものに注目すると、指揮命令系統が理解しやすくなります。どんな資料がこれを明確に示しているか考えてみましょう。 〇 1 . 組織図 選択肢のうち、施設全体の
今年度2回目の『おじゃまします』は、大阪府大東市に本社を構える、川村義肢さんへ。川村義肢さんでは、義肢・装具の製作から杖や歩行器などの歩行補助具、また自助具、住宅改修から相談まで幅広い事業を手掛けています。今回は川村グループ新規事業開発推進部見学係の高陽さん、大屋さんに、製造工場、歴史展示室などをご案内いただき、お話を伺いました。 やりたいことをあきらめない 障害のある方々にとって、なくてはならない存在である義肢・装具。機能性、耐久性・強度はもちろんのこと、常に身につける